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【知った人から得をする】電力自由化とは?メリット・デメリット徹底検証

 2016/10/20 特集
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電力自由化が盛り上がっているのは首都圏だけ、といった噂もあります。
2016年4月の電力自由化以降、自分で選べるようになったはずですが実際に利用しているのは全国で2.4%ほどという調査結果です。

経済産業省小売全面自由化に関する進捗状況

この記事では、

・電力自由化は本当にメリットがあるの?
・自由化のしくみを知っておこう
・分かっておいたほうがいいデメリット
・電力プランの選び方のポイント

などの点をおさえておきましょう。

・電力小売りの自由化でメリットを得たい方
・電気代が高くて困っている方
・変更などで初期投資が高くつきペイできるか不安な方
・自由化を活用したいけれど選び方が分からない方

にぜひ読んでいただきたい記事です。

 

ついに始まった電力自由化のメリットは?

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電気代を安くできるお得なプランを選べる

地域で決まっていた電力会社以外でも、自分で選んで契約できるようになりました。
新たに参入している会社(特定規模電気事業者・都市ガス会社・LPガス会社・石油エネルギー関係・通信・TV・運輸・自治体など)も大変多彩で、ライフスタイルに合わせたプランを自由に選べるようになっています。

 

手間なくスムーズな切り替えができる

安くなるプランを選んでも待たされる期間が長い、設備の変更などでなかスムーズでないなら問題が大きいですね。
通常電力自由化で切り替えを行った場合、現在のところ1~2週間で切り替えられるようなっています。

 

どうして自由化できるようになった?

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法律の改正による

法律の改正により、家庭向けの電力小売りが全面自由化されています。
これまでは政府の規制による電気料金を電力会社に支払うしか方法がなかったのです。

電力会社が独占して電気を供給してきたため、市場競争が起こらず料金は値上がる一方でした。
利用者などの不満は当然募っていき、規制緩和が提言されたのです。

自由化によって電力会社自体を選べるようになっていますし、さらに新たな電気料金プランからも契約可能です。
きめ細かいサービスを提供できる新規参入の企業などもあります。

電力自由化は毎日絶対に使う電気を自分で選べるという大きな特徴を持っています。

 

地域の枠を超えたサービス提供が可能になった

たとえばauでんきは北海道地方、北陸地方、四国地方などで選べます。
地域の枠を超えて提供されるプランから、自分にとってお得なものを選べます。

ただし、地域によって選べる会社数に違いがあり、関東・甲信越の東京電力エリアでは49社176プランに比較して、関西では26社75プラン、東北地方では13社47プラン、北陸では4社13プランなどとなっています。(2016年10月13日現在)

 

自由化による不安は?

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新しい電力会社を選ぶと停電が増える?

新電力会社には、様々な事業者が参入しているため、安定した電力の供給が受けられないのでは?と不安になるかもしれません。
「料金が安くなっても、停電が増えたら意味がない。」と当然考えますね。

実は電力会社によって電力が不安定になることはないといわれています。
今までと同じ送電網を利用して電気は流れ、新しい会社だから電気の質が悪いということではないのです。

電線などの故障対応も送電会社が担うもので、契約会社の違いによって修理の時期に違いが出てしまうこともありません。

 

個人で簡単に契約は変更できる?

契約変更は自分でスムーズにできます。
これまで利用していた電力会社に解約届けを出す必要もありません。

新しく利用する電力会社が手続きは一括して行うことになるため、難しい手続きなしで新プランの利用開始が可能です。

 

マンションなどの集合住宅や賃貸は選べない?

基本的に集合住宅でも電力会社と入居者が戸別の契約となっているのが一般的です。
そのため契約はそれぞれの方が変更可能になっています。

これは賃貸マンションにお住まいの方も同様で、自分にとって最適のプランを選べるのです。
ただし、一部のマンションやアパートでは建物全体が一括契約となっていることがあります。

この場合はもちろん戸別に契約を変更することはできません。
住んでいるところがどのようになっているのか、まず確かめることからスタートしましょう。

 

オール電化ならプランの選択肢はない?

新プランではオール電化向けの提供がとても少なくなっています。
それでもまったく選べないわけではありません。

電気の使用量が多くなるのが歴然としているオール電化の家庭ですから、よりお得なプランを探すべきでしょう。
現在のプランとの比較をしっかりして変更を検討しましょう。

 

工事など初期費用が大きくかかる?

電力メーターである「スマートメーター」に交換することが、新しい電力会社を利用する際には必須になります。
交換自体は基本的に無料ですし、工事の依頼も新しい電力会社が手配するものです。

ただし一部の電力会社は手数料等を設定していることもあります。
切り替え前に確認しておきましょう。

 

知っておいた方がよいデメリット

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電力事業者の予備力が左右する

電気はためることができないもので、需要に応じた供給を行うことが必須です。
そのため発電の十分な予備力がない電力事業者があれば、トラブル時などに電源を確保できない恐れもあります。

電力事業者に倒産が起こらないとも限りません。
この点はぜひ知っておくべき点でしょう。

 

事業者が増えればリスクが増える

現時点では発電事業者が新しい発電網を使うことはありません。
ただし、今後保守能力や技術力が低い企業が参入しないともいえないのです。

設備的な問題で電力供給が不安定化しないとは断言できません。
想定外のトラブルや自然災害などで、どれほど供給バランスが崩れるかは予測がつかないものです。

絶対に新規事業者の供給レベルが低いというわけではなく、多様化によってトラブルが起こる可能性があると考えておいたほうがよいでしょう。

 

外部要因や市場原理で高くなる可能性も

2000年のアメリカ、カリフォルニアでは電力の予備力が減ったことで輪番停電をせざるを得なくなりました。
電力供給では十分な備えが求められます。

電力価格自体が突然高騰するような混乱や、電力価格を吊り上げるために事業者が売り惜しみをしたアメリカのような事態に陥るかもしれないのです。
電気の供給は、原油などのように融通をきかせられません。

 

電力プランはこう選ぶ!

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希望によってプラン選びをしよう

どうやって選ぶのか、特にプランが多い地域に住んでいる方は迷ってしまって結局決められないかもしれませんね。
まずは自分の希望を出して、そこからプラン選びを進めるとスムーズです。

■割引利用
電気だけではなく、ガスとのセット加入や携帯電話と併せたプランなどで割引が大きくなることがあります。
新規参入の企業ならではのお得な点といえますね。

セット割引やポイントなどをチェックして、生活費全般を下げるというのもよい方法です。

 

■現在利用中のサービスを変えたくない
今のサービスにまったく不満はないけれど、少しでも価格が下がったら…と考える場合には、シンプルに電気代のみ比較をしましょう
比較サイトでもトータルで比べるだけでなく、電気代のみ比べられるようになっているものもあります。

上手に比較を利用しましょう。

■セット割を除いても安いプランを探したい
セット割はお得ですが、たとえば携帯電話とのセット割引にしていて、キャリアを変更したくなった時などには縛られることになってしまいます。
そうはなりたくない場合は、実質節約できる額だけでなく、電気代が安くなる額を確認しましょう。

 

■自然エネルギーのプランにしたい
価格ではない部分のため、クリアではない点もあります。
この企業が環境に大きく貢献している、別の企業はそうでもないというのは数値で判断しにくいものでしょう。

自然エネルギーがどれくらいの割合で使われているのかなどは、電源構成などで公表している企業もあります。
どうしてもこだわりがあるのなら、きちんと確認してから変更しましょう。

 

エネチェンジなどのシミュレーションを活用

手っ取り早く安くなるプランを探すなら、シミュレーションサイトや比較サイトを活用しましょう。
郵便番号の入力など少ない項目でより安いプランを探せます。

比較後そのまま切り替えできるようなサイトもあります。
この方法なら、手間もかかりませんね。

 

まとめ

メリットが大きそうな電力自由化ですが、将来的にはドイツなどの先例をもとにもっと電気代が高くなってしまうという予測もあります。
またいきなり自由に選べといわれても「どこが一番良いのか…。」と簡単には決められません。

・電力自由化のメリットとデメリットの比較
・自由化のしくみ
・プラン選択方法

は少なくとも知っておきたいところです。
実質的にどれくらい安くなるのか、エコエネルギーを使いたい希望は叶うのか、現在利用中のサービスなどはそのまま活用できるのか、など気になる点も多いのではないでしょうか。

いきなりプラン変更!とするのではなく、現状の使用電力や電気代などを把握しましょう。
そこから変えることでお得になる方法を見つけるほうが、電力自由化の利点をフルに生かせます。

ライター紹介 ライター一覧

コルコル

コルコル

WEBライター歴4年。
関西のファッションデザイン学校を卒業後、同校の教員を数年勤める。
後に、有名画廊へと勤務。

チュニジア在住(パートナーがチュニジア人)。
3人の子供と家族を支える「働くお母さん」。

愛読書は『ガラスの仮面』と『エースをねらえ!』。
昭和の語り部でありながら、現代の事情にも詳しくなろうと日々奮闘している。

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