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【所持金ゼロの場合の救済法!】交番でお金を借りる制度とは?

お金を借りる
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外出先で財布を紛失し、所持金がゼロになってしまった!こんな場合はどうしますか?友人をはじめ、誰かと一緒にいれば借りることができるかも知れません。でも、1人だった場合は自宅や目的地などに行くことができなくなってしまいます。

そんなときに知っておきたいのが「交番でお金を借りる」ということです。交番は拾ったお金を届ける場所であって、借りる場所ではないのでは?そう思う方も多いでしょう。実は一定の条件のもとであれば、公的な制度に基づいてお金が借りられるのです。

「公衆接遇弁償費」でお金を借りる

©oben901

公衆接遇弁償費という制度

「財布を落としてしまった!」そんな理由から、自宅まで歩いて帰ったなんて経験をした方もいるのではないでしょうか。そんな困ったときのために、交番でお金を借りることができる制度が「公衆接遇弁償費」です。

警視庁の資料「公衆接遇弁償費事務取扱要綱の制定について」http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/shokai/other/kunrei/kunrei_chiiki.files/012.pdfによると、支出できるのは以下の4点の場合とされています。

  • 外出先でお金が盗まれてしまった、または紛失してしまった場合の交通費
  • 行方不明者が保護された際に必要な交通費や経費
  • 病人の保護や交通事故などによって負傷してしまったかたの救護に必要な経費
  • その他の公衆接遇の適正を期する為に必要とされる経費

このように分けられてはいるものの、お世話になるであろう1番の理由は「盗難や紛失によるもの」でしょう。

交番でどうやってお金が借りられるのか

制度を適用させるためには、交番でお金を借りることに至った経緯を話し、その事情を聞いた警官が貸し出しをするかどうかの判断をします。何でもかんでも理由をつければお金を借りられるほど、世の中は甘くありません。

また、公衆接遇弁償費の限度額ですが、原則1,000円までとなっています。公費から一時的にお金を貸す制度になっているので、交番勤務の警官が自分の懐から貸し出すわけではありません。ただ、残念なことに、世の中にはこの制度を悪用する方も多くいるのです。返済をしない方も増えていることから、以前よりも貸出をするための基準が厳しくなっています。

1,000円以上のお金を借りることもできなくもない

公衆接遇弁償費の限度額が原則1,000円までであることは説明しましたが、場合によっては「1,000円では足りないんだけど…」などの場合もあることでしょう。借りることができるのは、基本的に1,000円までですが、状況次第では1,000円以上借りることもできるそうです。

できるとは言っても、1,000円以上を借りるためのハードルはとても高く、スムーズというわけにはいかないそうです。事務担当者への報告も必要となり、承認をしてもらう必要もあります。それだけでなく、厳しい審査もあることからスムーズに借りるのが難しくなります。

受理されない場合も多くあり、実際のところ現実的ではありません。もし、受理された場合は「借受願書」に必要事項を記入、捺印もしくは押印が必要になります。その上で、返済書も受け取らなければいけません。

あくまでも救済措置であるということ

©hikdaigaku86

必ずしも借りられるわけではない

交番でお金を借りる際の注意点ですが、裁量はそれぞれの交番に任されていることです。そのことから対応策にも違いがあり、状況次第では「貸してもらうことができない」などの場合もあります。その際にどんな理由で貸せないのかや、どうするべきかについての提案はあるはずですが「交番に行けばすぐにお金を借りられるから良いでしょう」などと、軽い気持ちでいないことです。

申し出れば当たり前のように借りられるわけではないので、まずは自分で対応策を考えてみるのが良いでしょう。その上で、どうにもならなくて困った場合の最終手段として交番を頼るようにしてください。

返済率が100%でない現実

借りたものは返すのが常識ですし、警察相手に借りたお金を踏み倒す方なんていないのでは?と、考えるのが一般的でしょう。

しかし、実情としては貸し出した金額に対しての返済率は決して高いものではないそうです。実際に「警視庁情報公開センタ―」に情報開示請求をした方によると、8割にも満たない状況なのだとか。

遅延や延滞などのトラブルが多いことで、制度を適用することが厳しい傾向にもあります。そして、簡単には借りられないことにつながってしまうのです。

また、交番でお金を借りて返済しないことを何度も繰り返すと、詐欺罪などの厳しい罰則を受ける場合もあります。実際に逮捕された方もいるほどなので、必ず返すようにしましょう。

返済方法を確認して速やかな対応を心がける

交番で借りることができたお金は、国から預かっている公費から出ているお金です。指定の書類に住所に名前、連絡先などを記入し、速やかに返済する意思も見せましょう。そして、借りたお金は大切に使用した上で、帰宅したらできるだけ早めに返金をするようにしてください。

返済方法ですが、お金を借りたときの交番に出向くのが基本になります。しかし、旅行や出張などを理由に遠方で借りた場合は、最寄りの交番や警察署などでも返済をすることもできます。また、銀行振込などで受け付けてもらえる場合もあるので、詳しい返済方法については借りる際にしっかり確認するようにしましょう。

交番でお金を借りる以外の選択

©chombosan

知人や家族に連絡をとる

交番でお金を借りる前に、自分ができることはあるのでしょうか?もちろん、自分で何とかすることも可能です。最初から交番だけを頼りにするのではなく、自分でできることを見つけることも大切でしょう。

その方法ですが、友人や家族に連絡をとることです。そして、事情を話して迎えにきてもらいます。財布は紛失したけれど、携帯電話やスマートフォンが手元にある場合は、最初にこの方法を選ぶのが面倒にならないかも知れません。

また、携帯電話やスマートフォンも一緒に紛失した場合は、交番や駅などで電話を借りることもできます。その他にも、通りがかりのお店などに入って事情を話し、そこで電話を借りてみるのも良いでしょう。

所持金0円でタクシーを利用する

次に考えられるのが、タクシーを利用する方法です。所持金がないのにタクシーに乗車できるのか?というところですが、タクシードライバーに事情を話してみるしかありません。そして、タクシーで自宅まで送ってもらい、自宅に着いてから運賃の支払いをします。具体的な場所を伝えた上で来ているため、タクシー側が払い逃げをされるリスクは低めです。しかし、乗車前に断られてしまうことも多々あることでしょう。その際には、タクシーの1台1台に事情を伝えて交渉をするようになります。

また、何もなかったように乗車してして、着いたら「財布がない」という演技をする方法もあります。自宅にお金を取りに戻ってから支払い、タクシードライバーに謝罪する流れです。でも、結果として嘘をつくことになるので、大人の行動としておすすめはしたくないところです。

身につけているものを換金する

次に挙げる方法は、身につけているものを換金することです。時計やバッグなどを換金したり、ポケットの中などにあるものを換金したりします。目を向けてみると、それなりに換金できるものがあるかも知れません。それらを最寄りのリサイクルショップなどに持ち込んで、必要なお金を作ることです。この方法でしたら、誰にも迷惑をかけずに済ませることができます。

ただし、この方法が有効でない場合もあります。換金価値のないものですと、お金を作ることはできません。また、換金するためには本人を確認できる書類が必要な場合が多いです。財布の中に入ったままだった…なんて場合には選択肢とすることはできません。

まとめ

公衆接遇弁償費の制度は警察の善意により、成り立っているものです。交番でお金を借りるのは、どうしても困り果ててしまったときの最終手段にしたいところです。そして、借りることができたた場合は、きちんと返すようにしましょう。出掛けた先で財布を紛失して、所持金ゼロなんてことはいつ起こるかわかりません。そんな万が一にそなえて、現金とクレジットカードは別にしてみたり、バッグに少額のお金をいれてみたりするなど。対応策について、あらかじめ考えておくようにしましょう。

ライター紹介 ライター一覧

Tosaka

Tosaka

40代女性。大手金融機関で働いていましたが、退職後はゆるく楽しくをモットーにした日々を過ごしています。

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