1. TOP
  2. 【公務員がお金を借りる】銀行融資と共済組合の特徴を解説

【公務員がお金を借りる】銀行融資と共済組合の特徴を解説

お金を借りる
  326 Views

比較的、安定しているといわれている公務員の方でも、様々な理由によってお金が必要になる時もあるでしょう。お金を借りるというと銀行や消費者金融が一般的ではありますが、実は公務員は一般の会社員などと比較すると有利にお金を借りる方法があります。今回は公務員が便利にお金を借りるための方法として公務員向けローンや、共済制度など注目してご紹介します。

Sponsored Link

公務員はお金を借りる方法が複数ある

©tan4ikk

すぐにお金を借りるなら消費者金融へ

とにかく給料日までにお金が欲しいということであれば、銀行に比べてやや金利は高くなってしまうものの、即日融資が可能な場合もある消費者金融が便利でしょう。逆に長期的にお金を借りるのであれば銀行でローンを組むのが無難です。

しかし公務員という職業柄、もし消費者金融でお金を借りて職場に在籍確認の電話がかかって来たら困るということがあるかもしれません。実際は友人を装った電話などが多く、お金を借りたかどうかはわかりにくいものです。どうしても電話をして欲しくない場合は、在職が証明できる資料を用意して借り入れを行うのも一案です。

一般的に、消費者金融では年収の3分の1までお金を借りることができます。そして会社員などと比べて公務員は利用限度額が高めに設定されている傾向があるようです。そのため、つい借入金額が多くなり過ぎて返済に困るといった事態にならないように注意が必要になってきます。お金を借りた場合には、一度返し終わってからまた借り入れるといった習慣をつけておくと安心ですね。

銀行では公務員向け金利優遇ローンがある

銀行が誰かにお金を貸す際は、その人の信用情報を照会します。例えば民間企業に勤める人がお金の借り入れを申し込むと、勤務先の信用が高く、自身の勤続年数も長い場合に信用評価が高くなる傾向があります。一方、公務員の信用情報は民間企業のように勤続年数は考慮されるものの、その基準が比較的高めに設定している場合が多いようです。

信用情報が高い背景としては公務員が以下のように捉えられているからです。

  • 民間企業のように倒産することなく、希望すれば定年まで勤務できる
  • 収入が民間企業の平均給与程度と高い
  • 必ずボーナスが支給される
  • 退職時は退職金が出る

銀行からすると、このように不渡りを起こしにくいと判断できれば安心してお金を貸すことができます。そのため、一部の銀行では公務員向け金利優遇ローンを設定している場合があります。公務員というだけで低い金利でお金が借りられるのはありがたいですね。

公務員共済組合制度で有利にお金が借りられる

公務員は公務員共済組合からお金を有利に借りることができます。共済とは助け合うという意味で、公務員共済組合はその名の通り、公務員自身と国や地方公共団体からの負担金や掛け金などをもとに運営されている非営利組織です。公務員共済組合は福利厚生事業として年金や医療費の給付などのほか、お金の貸付事業も行っています。

共済組合では借りたい用途別に金利を設定し貸付を行っています。例えば、家を建てる場合には「住宅貸付」、生活に必要で臨時にお金が必要となった場合は「普通貸付」という種類でお金を借り入れます。例えば消費者金融の場合、年利が10%を超えますが、共済から貸付を受けた場合は年利3%ということも珍しくありません。

銀行でも同様の融資は受けられますが、何といっても金利の安さが魅力です。貸付にあたっては一定の基準がありますので、お金が必要となったら一旦共済組合制度の適用を受けられるかどうかをチェックしておきましょう。

共済組合や互助会で借りられるお金の種類

©beeboys

共済組合の貸付種類や条件について

地方公務員共済組合を例にとると、公務員が共済で借りられるお金の種類がたくさんあることがわかります。貸付は1つの事由毎に勤続年数や、給料月額の何倍まで、など範囲が定められています。出産や高額医療貸付については無利息ですが、それ以外は2.22~2.66%/年の貸付金利が発生します。

  • 普通貸付:自動車、家電など生活に必要で、臨時にお金が必要となるもの
  • 住宅貸付:住宅の新築、増改築、リフォーム
  • 一般災害貸付:災害で損害を受けた家財にかかる費用
  • 住宅災害新規貸付、住宅災害再貸付:災害で損害を受けた住宅にかかる費用
  • 医療貸付:療養にかかる費用

このほか、入学貸付、修学貸付、結婚貸付、葬祭貸付、高額医療貸付、出産貸付など生活の色々なシーンに必要なお金を共済組合から借りることができます。なお金利は共済組合ごとに異なり、例えば、埼玉県内の公立学校の教員が加入できる埼玉県教職員互助会の場合は1.26~1.7%、国家公務員の場合は2.96~4.26%/年に設定されています。

共済の貸付は連帯保証人・保証料・抵当権設定が不要のことも

銀行でお金を借りる際は保証人を立てたり保証料を支払うのが一般的です。物件に抵当権を設定することもあるでしょう。それぞれには以下のような役割があります。

  • 保証人/連帯保証人:借りた本人(債務者)がお金を返せなくなった時に、代わりにお金を返す義務が発生する 連帯保証人の場合はお金を貸した債権者に支払いを求められた場合拒否する権利、債務者の財産を整理して返済に充てるように求めることもできません
  • 保証料:債務者がお金を返せなくなった場合に滞った返済分を保証会社が金融機関に返済するように契約するためのお金
  • 抵当権:住宅ローンの返済が滞った場合に、住宅を銀行が取り上げても良いとする権利

しかし共済組合の貸付はこれらを設定せずともお金を借りられます。共済からの貸付は、周囲の人に責任負担を負わせず本来必要なお金以外にかかる負担を減らせるメリットがあります。また、借りたお金を繰り上げ返済する際の手数料もかかりません。

共済制度や互助会の貸付審査は自己申告

消費者金融や銀行が誰かにお金を貸す場合には、個人の信用情報を照会します。信用情報とはクレジット取引やお金を借りる場合などに参照される情報で、その信用情報を元に本人に支払い能力があるかどうかの判断を行います。信用情報を参照することで、借り入れが多すぎて返せなくなることを未然に防ぐことができるのです。

しかし共済組合や互助会は個人信用情報機関に登録していません。そのため、信用情報を確認するためには申込者が自分で記載する貸付実情調書などから、実際の借入状況を考慮して審査されます。なお調書の内容は文部科学省共済組合によると以下のようなものです。

貸付実情調書の例

  • 貸付を受けたいお金の使用目的
  • 他からの借り入れ状況(借り入れ目的、月々の返済額)
  • 返済能力の有無と返済計画
  • 破産、民事再生などの有無

ここでの返済能力とは、申込額を含む全ての借り入れに対する返済額の合計が月収の25%程度とされています。

お金を借りる前は貸付条件を確認しよう

©tatsushi

公務員が家を買う!銀行と共済のメリットとデメリット

公務員が家を建てるためにお金を借りようとする場合、銀行からも共済からもお金を借りることができます。併用も可能ですが、実際に申し込む場合はどちらと契約するのが有利でしょうか?金利だけで比較すると銀行の方が有利です。しかしその他の要素も考慮して借り入れ先を選びましょう。 共済からお金を借りる際の特徴は以下が挙げられます。

メリット

  1. 連帯保証人、保証料、抵当権設定が不要の場合がある
  2. 職場で手続きでき、給料天引きで支払える

デメリット

  1. 金利は2.66%
  2. 申込時の給料と勤務年数を加味して貸付上限が決まるため、勤続年数が短いと必要な額が不足する場合もある

一方、銀行からお金を借りる際は以下の特徴があります。

メリット

  1. 金利が安い:主要都市銀行の10年固定の平均金利1.235%、変動金利平均0.715%(2017年7月時点)
  2. 銀行独自のローンや、フラット35などお金を借りる方法が選べる

デメリット

  1. 貸付審査、担保設定など
  2. 繰り上げ手数料が有料の場合もある
  3. 申込手続きに銀行に行く必要がある

公務員でも国の教育ローンや奨学金を借りられる

ここまで公務員がお金を借りる方法として、消費者金融や銀行、共済組合をご紹介してきました。しかしお金を借りる方法はこれだけではありません。子どもの教育にかかるローンは銀行の教育ローンがまず思い浮かびますが、公務員の家庭でも国の教育ローンや奨学金を借りることができます。

よく公務員家庭は奨学金が受けられない、という俗説がありますがこれは誤解です。国の教育ローンを扱う日本政策金融公庫でも奨学金を扱う日本学生支援機構でもそのような規定はありません。奨学金はとしてお金を借りられるかどうかは、世帯全体の収入と子どもの人数などから定められています。返還不要な奨学金は低所得世帯向けのため、条件に当てはまらないかもしれませんが、返還を行うタイプの奨学金であれば十分に融資条件にあてはまります。

例えば国の教育ローンの場合、公務員世帯でも子どもが3人いる場合、融資を受けられる世帯年収の合計は990万円までです。また、日本学生支援機構の貸与型奨学金(第二種)の場合は、給与収入の上限目安が夫婦と子ども3人などの5人世帯の場合、自宅から国立大学へ通うものとして1,314万円です。第二種奨学金は利息を合わせて返還する必要がありますが、配偶者に収入がない場合など、公務員でも問題なくお金を借りることができるでしょう。

公務員であってもお金の返済が遅れるのはNG

いくら公務員であっても頻繁に返済が遅れると、信用情報に事故として記載されていると考えておくのが無難でしょう。とにかく返済さえすれば遅れても大丈夫ということではありません。

例えば消費者金融や銀行から借りたお金の返済が頻繁に滞るようだと、お金を貸す側は慎重にならざるを得ません。他にもスマートフォンを分割払いにしている携帯料金が遅れた場合も遅延として信用情報に関わります。公共料金自動引き落としの残高が不足していて引き落としできず、振込み用紙が送られてきて初めて支払う、といったことも避けなければなりません。

このようなやり取りが続くと、クレジットカード自体は使えていても、いざ住宅ローンや車のローンを組む場合に、本審査で落ちてしまうことがあるかもしれません。本来信用情報が高くお金を借りるのには困りにくい公務員であっても、普段意識しないところで金融事故が起きているかもしれません。お金を借りるにあたっては、信頼関係が大切です。引き落としの期日はしっかり守るようにしましょう。

まとめ

公務員は信用情報が高く消費者金融や銀行でお金を有利に借りることができます。一方公務員の福利厚生を担っている共済組合が全国に職業、組織ごとにわかれ多数組織されています。国や地方など、どの公共団体に所属するかによって利用できる共済組合が異なります。各共済組合ごとに運用が異なる部分もあるため金利や貸付条件は問い合わせが必要でしょう。住宅ローン以外の目的でお金を借りる場合は、共済組合をうまく活用すると、安い金利でお金を借りることができます。ぜひ検討してみてくださいね。

Sponsored Link

ライター紹介 ライター一覧

そると3588

そると3588

ご覧いただきありがとうございます。
10年ほどの会社員勤めを経て、現在は3児の育児に奮闘中のママライターです。最近は子どもの自転車乗りの特訓に励んでいます。
子育て中のパパに寄り添えるような役立つ内容をたくさんご紹介していきたいです。
よろしくお願いします!

関連記事

  • フリーランスは大変?個人事業主にぴったりなお金を借りる方法

  • リボ払いは危険な返済方法?!利息の計算してみたら大損してた!

  • 【審査に通ると噂のカード】楽天カードでショッピング&キャッシングしたい!

  • 【プロミスのweb完結を体験しよう!】すぐに借りたいなら断然おすすめの申し込み方法

  • 借りやすい消費者金融を徹底調査!条件別に借りやすさを比較

  • 【低金利カードローンを徹底比較!】返済額が少ないものを選ぼう!