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【転職時の面接成功】印象が良くなる自己紹介と質問への対処法

転職
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書類選考を突破したのは良いけれど、どうにも面接に自信がないという人は多いようです。逆に面接が大の得意というタイプは、あまり聞きません。面接のパターンはある程度決まっているので、面白みにかけ、個性が発揮できないと応募者の中に沈んでしまいます。転職の成功への可否を決める面接で、どうしたら最大限に持ち味をアピールできるのでしょうか。

面接の重要な項目である自己紹介と、応募先企業からの質問・逆質問の対策を考えていきます。

面接での自己紹介ではプレゼン力を総動員せよ

©beeboys

平常心を保って面接に臨む

面接で最も避けたいのは、舞い上がり過ぎて思いがけないことを口走ってしまったり、まったく会話が成立しなかったりという状況です。

大事に臨むときの多少の緊張は当然ですが、度を超してしまうと自分の良さを伝えるどころではなくなります。その場を楽しめとまではいいませんが、視界を広くして周囲の様子を把握できる程度の心の余裕が必要です。面接官の視線が注がれているのを意識し過ぎると、椅子に座ってじっとしているのさえ苦痛になります。その場に出たからには、今ある自分の姿で勝負するしかありません。

50%の仕上がりのものを100%に見せようとすると、負担の大きさのあまりに失敗をしてしまうもの。十二分に準備を行い、あとは相手の判断にゆだねるつもりで臨みます。

できるだけ良く見せたい気持ちは理解できますが、誇張しようとする分だけつまずきやすくなります。中味のない虚勢に気付けないほど、面接官は甘くありません。

面接前から簡潔な口調を練習する

面接では、短い時間で起承転結の流れのある自己紹介を行います。普段から簡潔に整えられた話し方ができるように心掛け、日常会話を練習台にしておきましょう。面接の場面だけを想定していては、予想外の応答に対応できません。

滑舌を意識し、ワントーン明るい口調にするための力の入れどころを探り出します。

コツとしては、スタートとなるあいさつの部分を無意識で話せるくらいにしておくことです。第一声で引っ掛かると、ずっと引きずってしまいます。すんなりと口から出るように、何度も頭出しをトレーニングしておきます。最初のあいさつで「つかみを取る」くらいの意気で始めましょう。

鏡に向かい、自己紹介を通しで練習するのも良い方法です。動画を撮影してのチェックは、表情や声の出し方の矯正に効果的です。自分の声、表情は本人からはわかりません。客観的に眺めると、修正すべき点がよくわかります。

できれば友人や家族の前で、練習をしてみるのが一番です。親しい間柄で恥ずかしさを振り切り、完璧な自己紹介ができればかなりの自信になります。アドバイスがもらえたら、素直に聞き入れる柔軟さが大切です。

プレゼンの極意は自己紹介に通じる

プレゼンテーションの勉強をした人であれば、自己紹介へも応用ができます。最善のプレゼンテーションは、共感から理解、そして聴き手の心を動かします。

最初のあいさつで親しみを与え、またこの人の話を聞いてみようと思わせれば出だしは完璧です。自分がどんな人間かを理解してもらうためには、数字を効果的に利用します。例えば「自分で思う長所としては、3つあります」「○○の資格を取得するにあたって心掛けていたのは次の3点です」というように、強調したい箇所で使います。

実績を示す場合にも数値を入れると、客観的な評価ができて理解しやすくなります。具体的な例や数値は、話に信ぴょう性を与えます。

話の流れの中では強弱をつけるとメリハリが与えられますが、声の大きさを変えるのではなく、間を上手に使ってください。ひと呼吸分の空白が、次に出る言葉への聞く側の集中を高めます。手を使い、さりげないアクションを加えると相手を話に引き込めますが、大げさ過ぎると逆効果になるので気を付けましょう。

面接官の鋭い質問にひるまないために

©Sergey Nivens

落ち着いて相手の真意を探る

面接の質問は型通りの場合もありますが、反応を見るためにわざと予想外の問いかけをする面接官もいます。時々意地悪な質問をする担当者もいますが、ほとんどの場合は悪意からではなく、冷静さを試すといった意図があります。慌てふためいて頭が真っ白になるようでは、業務上のトラブルの際に頼りになりません。

変わった質問をされたら、どんな真意があるのかを予測してみます。そうした質問の場合、反射力や瞬発力を試しているということもあります。ただ考えなしに焦って答えるよりも、自分のペースを守ったほうがうまくいきます。

面接を受けた人が採用されるのは、一般的に30~50%といわれます。書類選考を通った時点では、ほぼ横並びと考えて良いでしょう。面接で結果が残せるのかどうかは、質問を理解する力に懸かっています。相手が何を要求しているのかをくみ取り、ちぐはぐな回答にならないよう落ち着いて考えられる下地を作っておきましょう。

応募理由・志望動機の質問には具体的な根拠を伝える

志望動機は履歴書の欄にも記載しますが、面接で再度聞かれると考えて間違いありません。記載している内容とのずれがないよう、吟味してシナリオを作成しておきます。

担当者が聞きたいポイントは次のようなものです。

  • 同業者の中でなぜこの会社を選ぶのか
  • 本当に業務内容を理解しているのか
  • どんな働きができると考えているのか

このときに、給料や休暇などの待遇にふれるのはうまくありません。単に条件の良さだけに引かれて応募してきたと思われます。

「御社の経営理念に魅力を感じ…」というのも優等生的な回答ですが、面接官は感想を聞きたいわけではありません。その企業の中で自分がどう役立つと考えられるのか、採用後にどんな利益をもたらしてくれるのかが興味の対象です。

「事業内容が素晴らしいと思い…」と語るのであれば、その具体的な内容、さらに素晴らしく思える根拠は何かを伝える必要があります。業績の数値や事業内容の詳細について尋ねられた際、知らないことは無理に答えようとせず「勉強不足で」と素直に答える方が印象を良くします。

面接官は応募者に「企業マニア」であることを求めてはいません。基本的な知識は必要ですが、こじつけや思い付きで語るのは信頼性が下がり、マイナスにしかなりません。

他社への応募を聞かれたら正直に答える

「他にも応募されている会社はありますか?」という質問には、どう答えて良いのか悩むところですが、基本的には正直に状況を答えるのが正解です。

質問する側としては、就職活動への本気度と内定を出した場合の辞退の可能性の2点を探りたい意図があります。

他にまったく応募している会社がなければ、転職活動に本腰を入れていない可能性があります。複数社応募しているとなれば、もっと条件の良い企業を選ぶかもしれません。いずれにしても捉えようによっては、マイナスになります。

在職中に転職活動をしているため、あまり時間が取れず、応募企業を絞り込んでいるということもあります。「御社のみです」と答える際にも、そうした事情を付け加えると真実味が増します。

数社に応募していたとしても就職活動中としては当然のことですが、問題はどこを本命としているのかにあります。採用が通知された際には、是非働きたいという意欲的な姿勢を伝えるようにします。

応募している企業名を具体的に挙げる必要はありませんが、自己紹介で述べている適性にマッチしていないと話に統一感がなく、信ぴょう性が失われます。

「最後に何かご質問は」を印象アップへのチャンスとする

©takasu

「特にありません」は最悪の答え

「何かご質問は?」と尋ねられて、何もないと答えるのは自らの無気力さをわざわざ表明しているようなものです。

面接に慣れていないと自分が答えることばかりに気を取られ、逆に質問を促されて真っ白になってしまいます。逆質問は面接の終りに尋ねられることが多いので、最後まで気を抜けません。それまでの応答を終えてホッとしたところに、いきなり課題が与えられ焦る気持ちは理解できます。

しかし本当にその会社に入りたいという気持ち強いのであれば、就職活動中にあれこれと想像しているのではないでしょうか。その中で生じた疑問を、そのまま伝えれば良いだけです。

「特にない」というのは、それだけ興味が薄いと受け取られます。この会社に就職する気がないのかと思われれば、最悪の結果になります。

面接は、一方的に会社側が応募者を審査する場ではありません。お互いに向き合い、相性を確認するいわばお見合いの場です。

そう考えれば一方的に質問を受けて自分からは何も聞かないというのが、いかに不自然かが理解できるでしょう。企業への質問は、イマジネーションの豊かさを示すチャンスでもあります。企業の特徴をつかみ、自分との相性の良さや自分がこなせる役割に結び付けられれば、自己アピールの強化となります。

条件や待遇についての質問は評価を下げる

「何か質問は」の意図するところを考えれば、昇給や残業、休みや福利厚生に関しての質問は避けるべきです。仕事の内容よりも待遇や条件にばかり目がいくようでは、採用後の働きも期待されません。また採用通知を受け取ったとしても、条件の良い会社を選んで辞退する危険性のある人物と判断されてしまいます。

企業側への質問内容は、応募者の興味が反映されます。企業活動やその中で行われている業務よりも、給料の額や休みに興味があると明言するような人間を、わざわざ採用したい会社はありません

面接の中での「質問」では、応募企業への熱意が図られます。条件が良ければどこの会社にでも就職したいというような姿勢では、引き受け手はないと思って間違いありません。給料や休みが気になる気持ちは理解できますが、尋ねるときと場所を間違えては転職の成功が遠のきます。

入社後を想像し本気度が伝わる質問を考える

いかにもデキる人材であることをアピールしようとして、逆効果となる質問もあります。「御社の経営理念は?」「経営方針はどのようなものでしょうか」などは、よくある質問ですが、これらは企業を研究すれば誰でもわかることです。

今はどの企業も自社サイトに、企業の目指すところを公表しています。経営理念や経営方針を知らずに応募するのは、常識に欠けています。「我が社の何を見て応募したのだろう?」と逆に質問されかねません。

自己アピールで応募企業との適性を語るのであれば、ベース部分はすべて理解していなければなりません。経営理念についであれば、今後の具体的な取り組みや、新入社員としての心構えなど、自分に引き寄せて考えると良い質問が生まれます

「未経験でも大丈夫か?」ではなく「今後○○の部署で活躍するために、身に付けるべきスキルは何か?」と置き換えるだけで、自信のない質問からやる気を感じる質問へと変わります。

質問内容にもレベルがあります。表面上だけを取りつくろっても、レベルの低さが露呈するだけです。自分がその会社で働くシーンを想像し、本気度の伝わる質問を考えてみてください。

まとめ

書類選考から面接に進むと、それだけで舞い上がってしまう人もいます。しかし面接は単なる顔合わせではなく、戦力となる人材であるか品定めされる場です。同時に応募先企業との相性を図り、疑問点を解消する場ともなります。自己紹介と質問は、面接の大きなポイントです。後悔のない転職を果たすために、面接に向けて最大限の準備をする必要があります。

転職にあたって面接や書類作成対策など、参考となる情報をさらに確認しておきたい方は、こちらのページもぜひチェックしてみてください。

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50代女性。
パソコン講師、web企画・制作、クラッシックアーティスト事務所サブマネージャー、経済データベース講師、求職者支援訓練講師など多彩な業務に従事。
介護のため退職し現在は在宅ライター・心理学系セミナー講師をしながら、インコとイヌをお供に暮らしています。ビジネス系・転職系の記事が得意です。

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