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【夏休みの子どもにお盆玉】どんな由来がある?金額の相場と気をつけたいルールは?

 2016/07/27 特集
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よく聞くようになったお盆玉、ゆっくりと定着しつつありますね。

日本らしい「包む」文化の一つとして、さらに浸透していくと予測されます。
もう子どもがもらったという方、「親戚の子にあげたほうがいいのかな?」と気になっている方、由来やルールなどを確認してみましょう。

 

いつから「お盆玉」は始まった?

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もともとは帰省先でもらうお小遣い

お盆玉は、江戸時代の東北地方にあった奉公人への「お盆小遣い」の風習を起源にしています。
現物支給が、現金を渡すのに変化したのは昭和に入ってからといわれています。

またお盆休みに帰省した先で、おじいちゃん、おばあちゃんが孫にお小遣いをあげるのは、特に地域限定というわけでなく行われてきたことでしょう。
お小遣いをあげることに名称などはつけられていませんでした。

そこに専用ポチ袋を販売し始めた会社が、お盆に渡すお小遣いを「お盆玉」と命名し、商標登録したのです。
お年玉以外にちょっとしたお礼を渡すポチ袋はありました。

しかしお盆玉と銘打ったことで、徐々に新習慣として広まってきているのです。

 

祖父母から孫へあげるのが主流

帰省先でのお小遣いが起源になっていることから、祖父母が孫にあげることが多いのです。
親が子どもにあげる、親戚の子にあげるということももちろんあります。

「お年玉、クリスマス、誕生日にお盆玉が加わることで、お金をあげすぎかも?」
と気にする方もいるようです。

おじいちゃん、おばあちゃんは帰省してきた孫に何かしてあげたいという気持ちが大きいものでしょう。
少子化の今では、お盆玉をあげることは喜びを祖父母が感じる数少ない機会といえます。

お盆はちょうど偶数月である年金支給のタイミングに当たるため、お正月よりもお金を準備しやすいと感じるシニア世代も多いようです。

ただ絶対にあげないといけないというものでもありません。
あげたいと思った時に差し支えない額を渡すということでよいでしょう。

また、お盆玉のポチ袋がかわいく、種類が多いことなどから、若い世代の方も甥っ子や姪っ子にちょっとしたお小遣いをあげたい時に利用することが増えています

 

専用ポチ袋「お盆玉袋」の登場

大型雑貨店のロフトでは、2012年からお盆玉袋を取り扱い始めました。
徐々に規模も大きくなり、現在では専用コーナーにたくさんの種類のポチ袋が販売されています。

やはり子供が喜ぶデザインで、アイスや花火、海、ペンギンなど夏らしいのが特徴でしょう。
また郵便局でも2014年から専用ポチ袋の販売が始まっています。

こちらもかわいいキャラクターが使われているものもあります。
全国の郵便局で取り扱っているため、お盆玉がさらに知られるようになってきたといえるでしょう。

いずれも3枚から5枚ほど入って100~400円程度の価格帯で販売されています。

 

日本らしい気持ちの表現

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「お金を包む」文化

日本では古くから何かを贈る時に「包むこと」が行われています。
特にお金を渡す袋は慶弔でわかれているだけでなく、慶事の中でも熨斗袋や水引など用途ごとに違いがありますね。

お盆のお小遣いも、特に準備していない場合は半紙やティッシュなどに包んでいたこともあるでしょう。
日本らしい包む文化はできるだけ美しい状態で渡すことで、気持ちを表現するという部分もありますね。

お盆玉の専用袋はこの美しさに加えて、お金を見せびらかさない日本ならではの習慣としてしっくりきたため、浸透しつつあるのではないでしょうか。

 

ポチ袋の一言メッセージで心も伝わる

お盆玉のポチ袋は、とにかく豊富なデザインが特徴です。
「お盆玉」と書かずに一言メッセージが書かれたものもあります。

「またおいで」
「自由研究費」
「お手伝い料」

など、夏休みらしい言葉や、「ジュース代」「ほんのきもち」など、さりげなく渡したい時にぴったりの言葉が使われています。
来てくれてうれしい、会えてよかったという気持ちをお盆玉専用ポチ袋で伝えられそうですね。

 

金額の相場はどれくらい?

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お年玉やお小遣いの額を目安に

お盆玉の金額は、お年玉よりもやや少なめが目安です。

お年玉は年齢÷2×1000円、小学生なら学年×1000円などで計算することが多くなっています。
10歳なら5000円、16歳なら8000円です。

これよりも少し低めの金額とするなら、小学生の間は1000円から3000円、中学生は3000円から5000円、高校生は5000円から10000円などがお盆玉の金額として主流となるでしょう。

祖父母が帰省の費用、特に交通費などを負担している場合もありますね。
そんなケースでは過剰に負担が大きくなるような金額なら、お盆玉は前もって遠慮しておくのもよいかもしれません。

他にも親戚同士なら、相談の上あげる金額を合わせておくようにしましょう。

 

文房具やランドセルなどの学用品を渡すことも

現金ではなく図書カードをポチ袋に入れることもあります。
また文房具やランドセルなどの学用品あるいは、それを購入するためのお金としてお盆玉を渡すことも増えているようです。

ランドセルは入学1年前の春ごろに新製品が発表され、店舗に並ぶのは6月後半以降です。
人気ランドセルを購入するのは7月・8月が狙い目のため、お盆玉は購入時期とちょうど重なるというわけです。

もちろんランドセルなどの購入は、祖父母世代と親世代が話し合っておく必要があります。

 

まとめ

夏の帰省時に、親戚の子供や孫にお小遣いをあげる習慣はもともとありました。
これをお盆玉と名称をつけたことで、さらに定着しつつあります。

まだまだ新しい習慣ですので、作法はそれほどこだわらなくてもよいのです。
あげる側は気持ちを一言添え、もらう側はお礼をいって感謝を伝える、日本らしい文化を見直す機会にしましょう。

ライター紹介 ライター一覧

コルコル

コルコル

WEBライター歴4年。
関西のファッションデザイン学校を卒業後、同校の教員を数年勤める。
後に、有名画廊へと勤務。

チュニジア在住(パートナーがチュニジア人)。
3人の子供と家族を支える「働くお母さん」。

愛読書は『ガラスの仮面』と『エースをねらえ!』。
昭和の語り部でありながら、現代の事情にも詳しくなろうと日々奮闘している。

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