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節税効果抜群!教育資金一括贈与とは?

 2017/06/21 節約術
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格差社会と言われて久しい日本ですが、この問題の解決は未だに見えていません。解決するどころか、格差はますます広がっているようです。そんな中、心配になってくるのが子供たちの未来ではないでしょうか?

では、そんな子供の将来のために私たちができることとは何があるのでしょうか?

今回は教育資金一括贈与についてご説明します。

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子供の明るい未来のためにできることとは

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新しい世代に必要になるものとは?

景気が回復してきたとはいえ、日本にはまだまだ解決していかなければいけない問題が山積しています。少子高齢化問題、膨らみ続けていく社会保障費、そして増え続ける日本の借金問題などです。

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2030年には人口が1億1600万人程度まで減少すると予想されています。しかし、減少するのは64歳までで65歳以上の高齢者は全体の人口が減少しているにも関わらず、増え続けると予想されているのです。その結果、2024年には人口の30%の人が65歳以上の高齢者になると予測されています。

これらの問題を前にして、年金制度のあり方を考えた時、子供たちの将来が心配になるのは当然です。では、子供たちが明るい未来を手にするために必要なものとは何なのでしょうか?その一つが教育です。

こんなにもかかる教育費

子供たちの明るい未来のために、教育はとても大切なものです。しかし、教育には少なくないお金がかかってしまうという現実があります。子供の学習費調査(文部科学省平成22年度)によると、幼稚園から大学まで全てを公立に通った場合746.3万円が必要となるそうです。

22歳で大学を卒業するので、大学卒業するまでに、一年に約339,200円が必要になる計算です。ということは、幼稚園から大学まで全て公立に通った場合には、子供一人につき大学卒業までに毎月約28,300円が必要になるということです。

もしも、私立に通うとなると当然金額が増えていきます。例えば、高校まで公立で大学を私立にした場合だと、金額は890.1万円になります。そして、小学校から大学まで全て私立に通った場合には、金額は2126.5万円になります。しかも、これらは学費のみの金額です。当然、塾に通わせた場合にはその費用も必要になってきます。子供の教育費は、決して小さなものではないのです。

先行きが見えない時代だからこそ教育が大切になる

それでも、教育は本当に大切なものです。教育を受けることによって、子供たちの可能性は広がります。当然、学歴だけが重視されるわけではありませんが、それでもどこの大学を出たかということは、ある程度の基準として判断材料とされます。ある時期に勉強を頑張っていたんだなと判断してもらえるので、就職の面接時などに信用度が増すのです。

知識をつけていき、知恵を育んでいく。知恵を育むためには、知識がどうしても必要になってきます。知識が知恵を生むための材料になるからです。先行きが不透明な今の時代だからこそ、教育の重要度は高くなってきています。

そこで、利用を検討してほしいのが、教育資金一括贈与という制度です。教育資金一括贈与とは、使途を教育費に限定することによって、直系の子孫に非課税で贈与することができる制度となっています。大切な教育費を先に確保しながら、節税効果を享受できる、大変お得な制度なのです。そのため、賢く教育費を確保しておきたいと考えている人にとって、教育資金一括贈与はうってつけの制度となっています。

今すぐできることとは?

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教育資金一括贈与とは?

では、実際に教育資金一括贈与という制度についてご紹介します。教育資金一括贈与とは、使途を教育費に限定することによって直系の子孫に1,610万円(暦年贈与の110万円を含む)までの金額を非課税で渡せるという制度です。(贈与された金額は、受け取った子供や孫が30歳になるまでに使い切らなければ残額に贈与税がかかってしまいます)。

この制度は子供だけでなく、孫やひ孫へも適用することができます。子供を持つ世帯にとって、教育費の負担割合は小さなものではありません。そこで、教育資金一括贈与を利用して、祖父母や親から子孫へと非課税で資産を渡すことによって、資産のスムーズな移動を可能にして、教育の負担割合を軽減することを目的に作られた制度です。

ここで、大切になってくるのが教育費一括贈与は教育に使途を限定したものであるという点です。つまり、子孫へと贈与した資金は教育以外の目的で使うことはできないということになります。相続や通常の贈与の場合には、税金がかかってしまいます。しかし、この制度を利用することによって、その税金を支払う必要がなくなります。つまり、節税という面から見ても大きな効果があるのです。

教育資金一括贈与の流れ

それでは、実際にどのような手続きを行えばいいのかを見ていきましょう。まず、金融機関で受贈者名義の専用口座を作ります(子供や孫といった子孫)。次に、金融機関と教育資金管理契約を結びます。最後に、1,500万円+暦年贈与110万円を上限とした金額を入金します。驚くほど、簡単にできます。教育資金一括贈与には面倒な手続きは必要ないのです。

また、確定申告はすべて金融機関が行ってくれるので、面倒な手続きの心配はありません。こういった、面倒な手続きが必要ないという点も大きな魅力の一つです。専用口座は、ほとんどの銀行とそのグループで作ることができます。いつも使っている銀行に相談したり、パンフレットを取り寄せて検討してください。

利用できる対象者とは?必要な書類は何があるの?

先程も記した通り、教育資金一括贈与を利用できるのは、子供だけではありません。直系の子孫で30歳未満であれば利用できます。つまり、子ども、孫、ひ孫、その後の世代も含まれます。直系の子孫で30歳未満という条件なので、子供や孫が生後間もない場合であったとしても、対象となります。もし、相続に関して親と話す機会があるならば、この制度の利用を検討してみるのも一つの手段です。

では、次に教育費一括贈与を利用するために必要な書類を見ていきましょう。

  • 受贈者名義の専用口座
  • 戸籍謄本(発行から6カ月以内のもの)
  • 住民票(発行から6カ月以内のもの)
  • 贈与契約書等の原本(直系尊属である贈与者と受贈者間の契約)
  • 受贈者の本人確認ができる書類
  • 受贈者が未成年の場合には代理人(親)の本人確認書類など
  • 教育資金非課税申告書

などです。

教育資金一括贈与の注意点

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領収書が必要になる?

教育資金一括贈与を利用して、子供や孫に渡したお金は、教育費にしか使用することができません。そのため、それを証明するものが必要となってきます。つまり、領収書が必要になってくるという事です。教育資金として使用した場合には、それを証明する領収書を銀行に提出しなければいけません。

ここで気になってくるのが、どこまでが教育資金として認められるのか?という点です。以下では、そのことについて説明いたします。

どこまでが教育費になるの?

学校にかかる費用は全て、教育費として認められています。授業料や、入学金。入園料や保育料。施設設備費などは全て学校にかかる費用なので、教育資金として認められています。その他、入学試験にかかる受験料も含まれます。また、学校で使用する道具を購入するためのお金、修学旅行にかかる費用、給食費やその他の学校生活に必要なものにかかる費用も含まれます。

では、塾や習い事にかかる費用はどうなるのでしょうか?塾や習い事も教育の一つです。しかし、教育資金一括贈与のお金を使用する時には、注意が必要になります。それが、教育資金一括贈与で受け取った資金全てを塾や習い事に使うことはできないという点です。塾や習い事などに使用できる資金の割合は決められているのです。

具体的には、1,500万円のうち500万円までしか振り分けられません。学校以外にかかる費用で認められているのは、以下の通りです。

  • 習い事にかかる月謝
  • 習い事を介して購入したもの
  • 習い事にかかる施設費
  • 通学定期代
  • 海外留学のためにかかる引っ越し費用や渡航費
  • 遠方の学校へと進学する際に必要となる引っ越し時にかかる交通費

いざという時に払い戻してもらえるの?

最後に、もう一点注意しておかなければいけない点があります。それが、払い戻しについてです。何か、予期できぬアクシデントが発生してしまい、お金が必要になってしまうということがあるかもしれません。その時に、教育資金一括贈与で子供や孫に贈与した資金を払い戻してほしいと言っても、それは不可能です。

所有権が変わってしまった以上、元通りに戻すことはできません。その点を注意しておく必要があります。今後の生活費や老後資金、今後必要になってくる出費を計算しながら、贈与する金額を決めなければいけません。今後のことも考えて、無理のない金額を設定することが大切になってきます。

まとめ

教育費というのは、家計にとって大きな出費になります。その負担を軽減するために作られた制度が教育資金一括贈与です。この制度は節税効果も大きく、面倒な手続きも必要ありません。子供や孫へ賢く資金を移したいと考えているならば、一度検討してみる価値はあるのではないでしょうか?

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ギザ10の神様

ギザ10の神様

香川県でデザイナー兼ライターをしています。
言葉を知れば知るほど、言葉の難しさに頭を悩ませ、それと同時に言葉の素晴らしさと大切さも日々実感しています。
言葉の重さを忘れることなく、常に読み手を意識した文章を作成していきたいと思っています。

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