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【仕事を辞める前に考えるべき問題】転職時のお金の出入りを解説

転職
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仕事があるだけ幸せ!そんな言葉を耳にすることもあります。しかし、自分自身のキャリアアップをはじめ、職場の環境になじめないなど。さまざまな事情で転職を考えている方も多くいることでしょう。転職をすることは決して無駄なことではありませんが、思いつきや先のことを何も考えないで今の仕事を辞める行為はリスクを伴います。

退職と転職のタイミングが同時だったり、すぐに見つかったりすれば良いのですが、なかなか上手く行かない場合もあるのです。転職をする前に考えておきたいことや、仕事を辞めることで重要となるお金の問題など。転職活動をする前に、しっかりと確認しておきましょう。

今の自分の状況やこれから先をしっかり考える

©lapisu

本当に転職する必要があるのかを考えてみる

1日のうち、もしくは人生の中で多くの時間を過ごす場所が会社です。転職することによる影響も大きなもので、環境を変えることにもなります。

会社の業績があまり良くなかったり、限界と感じられることがあるならば転職は有効な手段です。その他に「時間職種が自分に合っていない」「人間関係に疲れてしまった」「給与面などの待遇面で不満がある」などのさまざまな理由で転職を考えている方もいることでしょう。

これらの目先の問題だけにとらわれて転職した場合、次に同じような問題に直面する可能性は大きくあります。転職してから「前のほうが良かった!」なんてことにもなりかねません。

転職をして現状よりも良くなる保証はどこにもありませんから、本当に転職する必要があるのかや、今の仕事を辞めるメリットやデメリットなどを、転職に踏み出す前にしっかりと考えてみるべきです。

転職して変えたいものに優先順位をつける

転職をすることによって変えたいこと、自分だけの理想をしっかりと考えてみましょう。今の会社にいることと比較して「どんな変化が見られるか」「理想にはどれだけ近づけるのか」などを知った上で、会社選びや仕事選びをすることが大切です。ここを明確にしておかないことには、転職に不満が残ってしまう場合があるからです。

一度転職をしてしまうと、なかなか退職に踏み切ることができないと考えるのが一般的です。転職前に自分の描く理想を考えてみましょう。待遇や仕事内容、職場の環境など、自分にとって重要な条件についての理想をピックアップします。給料の目標額など、より具体的に設定することで求めているものが鮮明になってきます。

これらに優先順位をつけて上から並べ「これだけは絶対にはずせない」という、転職でかなえたいことについて、はっきりさせておきましょう。自分だけの理想がないことには、どんな求人に応募するかをはじめ、志望動機なども曖昧なものになってしまいます。

転職の前に!経験やスキルなどを自己分析してみよう

いざ転職!となる前に、これまでの職務経験や持っている資格、ヒューマンスキル(対人関係能力)などを照らしあわせて自分を見つめてみましょう。可能性だけで採用が勝ち取れるほど、転職は簡単ではありません。いかに企業側の即戦力になるかどうかが重要になるので、そのための実績をしっかりと示す必要があるのです。

自分自身を客観的に評価することも、転職を成功させるためのポイントにつながります。どうして良いのかわからない場合は、具体的に書き出すなどしてみるのもいいでしょう。そこで全体を見渡してみて、企業側の役に立ちそうなものや、求めていると思われる経験やスキルなどをピックアップします。

それを基に転職先をリサーチすることで、この経験・スキルでは待遇はどれくらいなのか自分の市場価値を計ることもできます。

これらに力を入れることで、応募する際の書類作成はもちろん、実際に面接を受ける際にも大きく役立ちます。

仕事を辞めることや転職活動で発生するお金の問題

©studiopure

生活するためのお金は確保しておくべき!

いろいろと考えて転職をすることを決めた後は、現実的なお金の問題に直面します。転職と退職を同じタイミングですることが理想的ですが、そううまくはいきません。転職活動がいつ終わるのかは誰にも予測できないものです。

採用が決まるまでには長い道のりを歩む可能性もありますし、納得のできる企業に出会うまでに数カ月から数年単位かかってしまうこともあるほど。

その間も生活をしなくてはいけませんから、家賃や水道光熱費、通信費などのお金を確保しておく必要があります。忘れがちなのが年金や健康保険、住民税といった、今まで給料から天引きされていたようなもの。減免を受けられるかも含め、収入がない期間にかかるお金を細かく計算しておくことは、仕事を辞める前にするべき大きなポイントになるでしょう。

仕事を続けながら転職活動をするのでしたら、お金の心配はそれほどないかも知れませんが、面接などで企業に出向く際には、企業側の都合が優先されることがほとんどです。時間的な制約が発生してしまうことによって、不利な状況になってしまう場合もあります。

お金の心配はあるけれど仕事を辞めて自由に転職活動をするか。お金の面を考えて、仕事を続けながら転職活動をするか。どうするのが自分にとって最適なのかを選んでください。

転職活動の交通費は1回で数万円単位になることも

実際に転職を経験した方が、きつかった体験談として挙げているのは、採用がもらえないことだけではありません。一番きつかったことがお金の面だったという声も多く見られるのです。

転職活動にかかるお金の中で、代表的なものが交通費です。全国を対象にしている企業だったり、Uターン転職を検討していたりする場合は、そこに出向く際の交通費が必要になることを覚悟しなければなりません。

新幹線や飛行機を利用する場合は数万円単位のまとまったお金がかかりますし、面接が一次、二次、最終と何段階かに分かれている企業もあります。採用が決まればまだ良いものの、不採用になった場合は次の企業でお金がかかってしまいます。いざ、採用が決まって振り返ってみると、転職活動時にかかった交通費が数十万円!なんてこともよくある話です。

せっかく転職のチャンスが目の前にあるのに、お金がないことを理由に諦めたくはないですよね。そのためには貯金をしておくことが必要となるのです。

その他にもお金がかかることを知っておこう

転職活動をする際の交通費も大きいものですが、購入するものも多かったという体験談も見られます。

面接ではスーツの着用がマストになります。今の仕事がスーツではなく、ビジネスカジュアルだったために、新しく購入したという声も見られました。スーツだけでなく、カバンや靴なども必要になります。

今の仕事がスーツ着用という方でしたら、特に購入する必要はないかもしれませんが、自分の着るスーツや身の回りの持ち物を再度確認をしてみると良いでしょう。

面接では、その人の職務経歴やスキルを確認するだけではありません。第一印象も重要になるので、ヨレヨレのスーツや汚れのあるものを身に着けていては面接官に不快感を与えてしまいます。見た目も管理できないようでは、仕事もできないという判断をされて不採用になってしまう場合もあるのです。

あえて高価なものを購入する必要はありませんが、好印象を与えるものを身に着けるようにしてください。

良い転職につなげるために!貯金は重要となるポイント

©Brian Jackson

お金がないことによる判断力の低下に注意しよう

どのくらいのお金が必要かを考える前に覚えておきたいのが、人はお金がないことによって気持ちに余裕がなくなるということです。最初は何とかなる!と思っていても、貯金の中から転職活動にかかるお金や生活にかかるお金は減っていきます。転職活動が長期化すれば、そのお金は増えていく一方なので、銀行口座の残高を見て焦りが募ってくることでしょう。

お金が厳しいと「とりあえず転職をしておかないと」「生活があるからこれ以上のお金はかけられない」という思いが出てきます。物事を判断する力が低下してしまい、自分に合わない業種や職種を選んでしまうことがあるのです。

それでも転職が上手くいけば結果として良いのですが、すぐに退職してまた転職活動を行うという悪循環に陥ってしまう可能性も大きくあります。それでは何も良いことはありませんし、お金がかかることの繰り返しになってしまいます。

退職金や失業保険にはもらうための条件がある

仕事を辞めることで入ってくるお金として挙げられるのが退職金です。まとまったお金であれば貯金にして安心することはできますが、かなり長めの勤続年数である場合に限られてしまいます。勤続年数が少ない場合は退職金がごく少額、あるいはもらうことすらできません。

その他にもらうことができるお金が失業保険ですが、もらうには次の条件があります。

  • 仕事を辞める日以前の2年間で、雇用保険に加入していた期間が満12カ月以上あること
  • 仕事を辞める日からさかのぼり、1カ月ごとに区切った期間で賃金の支払いの基礎となった日数が11日以上ある月が12カ月以上あること
  • 働く意思・能力(健康状態・家庭環境)があり、求職活動を行っていること

失業保険は、会社都合で辞める場合は早くもらうことができますが、自己都合の場合は給付を受けるまでに3カ月待たなければなりません。ハローワークにも定期的に足を運ぶ必要もあります。もらえる金額は年齢や勤続年数によって変わります。仕事を辞める前の給与ほどの金額をもらえることはなく、50から80%程度になるので十分な金額とはいえません。

できることならば、失業保険をあてにせずに貯金ができれば安心といえるでしょう。

結論としてどのくらいの金額を貯金するべきか

多少の制約は出るものの、仕事を続けながら転職活動を行うのがお金の面での悩みは減るのかもしれません。でも、職場環境や人間関係の悪さなどから、すぐにでも転職をしたいという方も多いはずです。その際に、貯金ゼロでの転職も可能かも知れませんが、危険度は高いものになることは確かです。貯金はないよりある方が仕事選びに有利となるので、転職を気にしたときからコツコツと貯めておきましょう。

具体的にどのくらいの金額を貯金しておけば良いのでしょうか?これについては、1人暮らしをしているか家族と同居しているかによっても変わってきます。中には月に30万円近くかかる人もいれば、おこづかい程度で済んでしまう人もいます。

さまざまな転職経験者の体験談に目を通してみると、1年間は何もしなくて過ごせるくらいの貯金があるのが望ましいとのことでした。まとまったお金を貯めることで、気持ちにも余裕ができるからかもしれませんね。

個人差はありますが、転職活動の平均的な期間はおおよそ半年程度とされています。1年間でかかるお金を貯めるのは難しいという場合は、半年分を目安にしてみるのも良いでしょう。お金がないことには転職活動はままなりません。これを機に自分はどのくらいのお金が必要なのかを計算してみてはいかがでしょうか。

まとめ

転職を考えた時に今の仕事を辞める!という気持ちが先走っていたり、さまざまなことで頭がいっぱいだったりすると、どうしても大切なことを見失いがちになってしまうもの。すぐ目の前にある状況を変えることだけを考えるのではなく、現実問題として必要になるお金についても詳しく知っておきましょう。後々に「転職して良かった!」そう思えるようにしたいものですよね。

その他にも転職に関する情報を確認しておきたい方は、こちらのページもチェックしてみてください。

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Tosaka

Tosaka

40代女性。大手金融機関で働いていましたが、退職後はゆるく楽しくをモットーにした日々を過ごしています。

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