1. TOP
  2. お金を借りる方法
  3. 大学へ合格したけれどお金がない、大学資金を借りる方法はこれ!

大学へ合格したけれどお金がない、大学資金を借りる方法はこれ!

 2017/07/28 お金を借りる方法
  109 Views

大学で学ぶ為には、入学金や授業料といったお金が必要になります。

せっかく、大学に合格してもお金の問題が重くのしかかり、素直に喜べないという人も少なく在りませんが、日本には安心して学生生活が送れる融資制度があります。

今回は公的機関の融資制度や、その他の借入方法について紹介します。

Sponsored Link

多くの学生が利用しているのが奨学金制度

奨学金制度とは

奨学金制度とは、「向学心がありながら、経済的な理由で学校に通う事がむずかしい学生を対象にした融資制度」です。

奨学金制度が最も利用されているのは、日本学生支援機構の奨学金制度ですが、その他の奨学金制度には自治体が行っている奨学金制度や、あしなが育英会など、多くの奨学金制度があります。

一般的に、奨学金は借りた学生が働きだしてから返済し、そのお金は続けて利用したい学生に活用されていく、という流れで運営されています。

奨学金制度を利用する条件として審査を受ける必要があります。

審査は金銭面だけでなく「向学心に富んでいる」という事を中心に審査が行われます。

保証人として、親や親せきが連帯保証人となる場合が多いですが、返済するのはあくまで本人になるので、保証人となる親が金融事故を起こしたことがあっても、その事が原因で審査に通らないという事はありません。

日本学生支援機構の奨学金制度

奨学金としてもっとも利用者が多いのが、日本学生支援機構の奨学金制度です。

日本学生支援機構の奨学金には、「借与型」と「給付型」があり、条件が合えば「給付型」という形になり、返済が不要になります

「借与型」には

  1. 第一種奨学金
  2. 第二種奨学金

の2通りがあります。

第一種奨学金(無利息) 第二種奨学金(利息あり)
契約者 学生本人
貸与金額(大学の場合) 3万円~64,000 3万円~12万円
(私立大学の場合増額可能)
利子 無利息 有利息
保証料 なし
(連帯保証人がいない場合は必要)
連帯保証人 必要(保証料を支払えば不要)
学力・成績に関する

申込基準

あり
収入に関する申込基準 あり
予約採用/在学採用 予約採用または在学採用両方あり
主な申込方法 通っている学校を通じて申込む
申込時期 予約採用の場合 高校3年生の4月~5月頃
(学校により異なる)
・高校3年生の4月~5月頃

・高校3年生の10月~11月頃
(学校により異なる)

在学採用の場合 大学入学後の春頃(必要な場合は毎年申請が必要)
貸与開始時期 予約採用の場合 大学入学後4月~6
在学採用の場合 5月~7
返済開始時期 貸与終了月の翌月から数えて7ヶ月目
他の奨学金や

教育ローンとの併用

可能

第一種奨学金と第二種奨学金のそれぞれと併せて入学時特別増額貸与奨学金を借りる事も可能ですし、この3つを併用して利用する事も可能です。

「給付型」は平成30年から本格的に導入され奨学金で「貸与型」と比べて給付される金額は少なくなりますが、「借与型」と違い、返済の義務はありません。

給付型奨学金(平成30年度進学者)
給付額 自宅通学の場合2万円~3万円、

自宅外通学の場合3万円~4万円

学力・成績に関する申込基準 あり
収入に関する申込基準 あり
予約採用/在学採用 予約採用のみ
主な申込方法 通っている学校を通じて申込む
申込可能な時期 高校3年生の4月~5月頃(学校により異なります)
給付開始時期 大学入学後の4月頃
他の奨学金や教育ローンとの併用 可能

※授業料が全額免除となる場合、自宅通学は0円、自宅外通学は2万円になります。

第一種奨学金

第一種奨学金の特徴は、無利息で借りられる事です。

申請する為には、一定の成績基準を満たしておく必要があります。

また、全ての奨学金にいえる事ですが、家庭の収入状況に対する審査があります。

第二種奨学金

第二種奨学金は、返済時の利息が(最大で3%)必要となります。

第二種奨学金は、成績基準を満たしておくというよりも、家庭の収入が一定の水準より低い世帯であれば、誰でも申し込みが出来ます。

入学時特別増額貸与奨学金は入学金としては間に合わない

入学時特別増額貸与奨学金とは、入学初年度のみ利用できる制度で、無利息で上限50万円まで借りる事ができます。

奨学金は入学時特別増額貸与奨学金も含めて、入学後の貸付になります。

受験料や入学金には間に合わないのでこれらの費用を借りるとしても、一時的に他の方法で借りる必要があります。

また、入学時特別増額貸与奨学金だけでの申し込みは出来ないので注意が必要です。

教育ローンを利用する

国の教育ローンという選択肢

奨学金と同じぐらい有名なのが、国の教育ローンです。

正式名称は「教育一般貸付」といい、最高で350万円(海外留学資金(条件付)の場合には最大450万円)までの融資が受けられます。

気になる金利は、年利1.76%(固定金利)となっています。

無担保で、尚且つ低い金利で借りられるのが大きな特徴といえます。

国の教育ローンには、成績基準を満たしておくといった条件がないのも奨学金との大きな違いとなっています。

また、もう一つの大きな違いは、奨学金は入学後の貸付となっているのに対して、国の教育ローンの場合は入学前の貸付が可能で、「申し込みから20日以内に融資が可能」なので、入学金にも充当する事ができます。

教育ローンを利用する為の条件とは?

国の教育ローンは、多くの人が利用できるようになっています。所得制限は設けられているのですが、その制限は比較的高めに設定されているので、多くの人が利用する事ができます。以下が、その設定金額です。

子供の人数 世帯年収の上限(所得)
1 790万円(590万円)
2 890万円(680万円)
3 990万円(770万円)
4 1,090万円(870万円)
5 1,190万円(970万円)

子供が1人と2人の場合には、下記の条件を満たしていれば、年収990万円までの人が利用できます。

その条件とは、

  1. 勤続(営業)年数が3年未満の方
  2. 居住年数が1年未満の世帯 「自宅外通学(予定)」や「単身赴任」の世帯
  3. 世帯のうちでいずれかの方が自宅外通学(予定)者である
  4. 借入申込人またはその配偶者が単身で赴任している
  5. 融資の使途が海外留学資金
  6. 借入申込人の年収(所得)に占める借入金返済の負担率が30%超える世帯
  7. 親族などに「要介護(要支援)認定」を受けている方がおり、その介護に関する費用を負担している世帯
  8. 大規模な災害により被災された世帯

国の教育ローンと奨学金を併用は可能?

奨学金の融資時期は入学後になります。

そうすると、当然入学費に充てる事はできません。

一方の国の教育ローンの場合には、入学前に借入れる事ができるので入学費に充てる事が可能になります。

では「国の教育ローンを入学費に充てて、その後の授業料を奨学金で賄う」という方法が可能かどうかという事ですが、この二つを併用しても何の問題もありません。

知っておくべきその他の選択肢とは

金融機関の教育ローンを利用する

進学するためのお金を借りる方法は、奨学金や国の教育ローンだけでなく、他の選択肢も存在します。

そのひとつが、金融機関の教育ローンで、銀行やJA、信用金庫、生命保険会社など多くの金融機関が扱っています。

国の教育ローンに比べれば、金利は高めに設定されている事が多いようです。

民間の教育ローンの特徴として、返済期間は10年以内とか、在学中は利息だけの返済も可能という特徴があり、金利は4.0%以下で、融資限度額は300万円~500万円のところが多いです。

奨学金と教育ローンの大きな違いは、返済を誰が行うかという事で、奨学金の返済は、借りた学生が卒業してから返済していく事になりますが、金融機関の教育ローンは保護者が借りて返済する事になるので、審査の対象は保護者になります。

ですから、低所得家庭を優遇する奨学金や国の教育ローンと違って、ある程度の年収が必要になります。

自治体や大学などの奨学金制度

一部の地域や大学には独自の奨学金制度を設けている場合があるので、自分が住んでいる地域に奨学金制度があるかどうかを確認してみるのもよいかもしれません。

また、進学予定の大学に奨学金制度がある場合もあるので、こちらも受験前に確認しておけば選択肢がさらに広くなります。

大切なのは、選択肢の数を増やして、その中から自分にとって最適の方法を選ぶ事がベストです。

もし、分からない事があれば積極的に問い合わせをして確認する事も重要ですし、その行動によって、今後の生活が変わってしまうといっても、決して大袈裟な事ではありません。

国公立大学授業料免除制度とは?

この制度は、経済的な理由で大学進学が厳しいという状況でも、安心して大学に通えるようにと作られた制度で、国立大学のみが対象になる制度です。

授業料免除の基準は、学力基準と家計の所得基準の2つがあり、両方の基準をクリアする必要があります。

ただ各大学に授業料免除の予算があるので、応募者が多い時は基準を充たしていても授業料の免除決定が受けられないこともあります。

学力基準は入学時については、高校の成績、入試の成績、あるいは高校成績に入試成績を加味したものが一定の水準以上であることとなっていますが、この学力基準は、各大学が独自に定めています。

家計基準は計算式があり、家計評価額が0円以下になれば基準をクリアしたことになります。

計算式は「、総所得金額-特別控除額-収入基準額=家計評価額」で計算されます。

<総所得金額>

「総所得金額」とは、税込収入額から所得控除を差し引いた金額の事で、控除額は年収に応じて違ってきます。

収入金額(税込) 所得控除額
104万円以下 収入金額と同額(全額控除)
104万円を超えて200万円まで 収入金額×0.283万円
200万円を超えて653万円まで 収入金額×0.362万円
653万円を超える場合 258万円

例えば、年収450万円の人の総所得金額は、

450万円-(450万円×0.362万)=253万円になります。

<特別控除額>

特別控除額は、本人を対象とする控除と世帯を対象とする控除とがあります。

本人を対象とする控除は、大学に自宅から通学している場合は28万円、自宅外通学の場合は72万円が控除されます。

世帯を対象とした控除はさまざまな事情によって違い、よくあるケースとして母子父子家庭や、兄弟姉妹など他にも就学者がいるケースです。

母子父子家庭の場合は、一律49万円が控除されます。

兄弟姉妹就学者が他にいる場合は、細かく控除額が決まっており、公立の学校に自宅から通っている弟または妹がいる場合、控除額は下の表のようになります。

就学者(公立・自宅通学) 控除額
小学生 80,000円
中学生 160,000円
高校生 280,000円

この他にも、障害者が同居している場合は86万円、主に家計支持者が別居している場合は71万円など特別控除が定められています。

<収入基準額>

収入基準額は、世帯の人数に応じて決まり、全額免除と半額免除とがあり、それぞれで基準額が決まっています。

この他にも、障害者が同居している場合は86万円、主に家計支持者が別居している場合は71万円など特別控除が定められています。

<収入基準額>

収入基準額は、世帯の人数に応じて決まり、全額免除と半額免除とがあり、それぞれで基準額が決まっています。

世帯 全額免除 半額免除
1人 88万円 1,67万円
2人 140万円 266万円
3人 162万円 306万円
4人 175万円 334万円
5人 189万円 360万円
6人 1999万円 378万円
7人 207万円 395万円

この基準額も大学によって違いがあります。

数字だけではわかりにくいので具体的な例で計算してみます。

家族構成は両親と本人と中学生の弟が1人の4人家族、収入は父親の年収600万円,

本人は自宅外通学として計算すると。

総所得金額は600万円-(600万円×0.362万円)=358万円

特別控除は自宅外通学の72万円と、中学生の就学者16万円の合計88万円となります。

収入基準額は4人所帯で全額免除の場合は175万円、半額免除の場合は334万円です。

「家計評価額=358万円-88万円-175万円」で家計評価額は95万円となるので全額免除の対象にはなりません。

ちなみに、全額免除になるのは約460万円以下の年収になります。

半額免除が可能かどうかの計算は「家計評価額=358万円-88万円-334万円」で家計評価額はー64万円となり、0円以下となるので授業料の半額免除は可能です。

まとめ

経済格差の大きい事で問題となっている日本ですが、その格差によって子供たちの教育に影響する事はあってはならない事です。

誰もが安心して学べる環境を作るために、様々な制度が用意されているので、お金を理由に大学への進学を悩んでいるのであれば、これらの制度を比較検討して、自分に最も適した方法を見つけてみてください。

Sponsored Link

ライター紹介 ライター一覧

ナオ

ナオ

ライター歴は4年。主に金融関係の記事を書く事が多いです。本業は建築関係でしたが、今は副業としていたライター業に専念しています。趣味はゴルフの打ちっ放し。PCゲームの「Flight Simulator 2004」でぼーっと空を飛ぶのが好きです(笑)後は、運動不足にならないように朝1時間程度のウォーキングをしたり、自転車で一駅分走ってみたりしています。

関連記事

  • お金借りるアプリ【おすすめ5選】

  • 給付やお金も借りることができるハローワーク!その詳細とは?

  • 年金受給者でもお金を借りることができるの?その方法を解説

  • アルバイトでお金を借りる事は可能?お金を借りる方法を詳しく説明

  • コンビニATMでお金を借りるには?

  • お金を借りる夢を見た~お金が出てきた夢の真相