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親、身内、友人からお金を借りる方法と注意点を徹底分析

 2017/07/28 お金を借りる
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親・身内・友人にお金を借りる

急な出費、どうしてもお金が足りないという状況は誰でも起こりえます。
このような場合、あなたならどうしますか?

銀行や消費者金融に駆け込むというのもひとつの方法です。
しかしその前に、身近な人にお金を借りることができないか考えてみてはどうでしょうか。
親や身内、友人など身近に頼ることができる方に頼み込んでみてはどうでしょうか。

ただしお金の問題は非常にデリケートなものです。
お金を借りるとしても、十分注意しておかなければいけない点も多くあります。

ここでは身近な方からスムーズにお金を借りる方法と注意点を考えてみましょう。

身近に頼れる「親」「身内」「友人」はいませんか?

身近な存在といっても、いくつかの対象を挙げることができます。
ここでは主に次の3者を挙げてみました。

①親からお金を借りる

いざというときに一番頼りになる存在が「親」です。
親には心配をかけたくないという方も多いかもしれません。
しかし問題が大きくなってしまうと、余計に負担をかける結果になるかもしれません。
親というものは、いつまでたっても子供が可愛いものです。
正直に事情を説明すれば、きっと助けになってくれるでしょう。

②身内からお金を借りる

親以外の身内としては、まず「兄弟・姉妹」を挙げることができます。
仲の良い兄弟・姉妹であれば親よりも話しやすい存在かもしれません。
お兄ちゃん・お姉ちゃんがおられる方は、より頼みやすい存在といえるでしょう。

また「祖父母」も頼れる存在です。
おじいちゃん、おばあちゃんにとっては、やはり孫は何歳になってもかわいい存在です。
できるだけ助けになりたい存在といえますので、正直に事情を説明してみましょう。

③友人からお金を借りる

親族以外でも、頼りになる友人がおられないでしょうか。
普段から持ちつ持たれつの存在である友人に相談してみましょう。

普段はスマホでやり取りをする機会も多いかもしれませんが、友人からお金を借りる場合は、やはり直接会って話をする必要があるでしょう。
電話やLINEを使って相談しても、本当にお金に困っているという気持ちは相手に伝わりません。

お金を借りる理由が大切

身近な方からお金を借りるには、まずその理由が大切です。
お金を貸す側としては、自分の大切なお金をどのように使うのかはやはり気になる点です。
納得できる理由を正直に話すことで、やり取りもスムーズにすすむでしょう。

ここでは主に親からお金を借りる場合の、納得できる理由を考えてみました。
親以外の身内や友人からの借入も、以下の理由に分類できる点も多いので参考にしてみましょう。

極力心配をかけない理由とは?

自己投資の為の資金

親からお金を借りる理由として有効なのが「自己投資」に関するものです。
例えば、セミナーなどの受講料、ビジネススキルを学べる教室への資金などがこれにあたります。
親からすれば、子供の成長を助ける意味もあるので、比較的納得できる理由といえます。

これからの自分に必要な物を買う為の資金

同じように、今後の成長の為に必要なものを購入するといった理由も有効です。
例えば、自宅で使っているパソコンではスペックが足りなくなったので、今後のことも考えてより高性能のパソコンに買い替えたいといった理由です。
また仕事で使用しているソフトを自宅のパソコンにも導入することで、仕事の効率化を図りたいといったことも理由にできるでしょう。

ただしどちらも、「ただ欲しい」という理由ではいけません。
自分の成長の為に必要なものであることを強調しなければいけません。
それを手に入れることによって、今後の自分がどのように成長していくのかをイメージしてもらうことで、親の納得度も変わってくるでしょう。

環境を好転させる為の資金

また環境を変えたいという理由も挙げることができます。
例えば、通勤に時間がかかって体も疲れると時間ももったいないので、それを改善するための引っ越し費用を貸してほしいといった理由です。
職場に近い場所に引っ越しをすれば、通勤時間も短くなり、その時間を利用して将来の為になる習い事をした、資格取得の勉強をしたいと説明すれば、親も納得してもらえます。

今の状況から変化することによって、自分にどのようなメリットがあるのか?
なぜそのようにしたいのか?
改善すればどのような状況になるのか?

これらの点を説明することで、比較的納得してもらいやすくなります。

その他の納得してもらえる理由とは?

生活に必要な物が壊れた

生活していくうえで、どうしても必要なものがあります。
冷蔵庫やエアコンなどの電化製品がそれにあたります。
もし、それらが壊れてしまったら生活に支障がでます。
親もそれは分かっていますので、生活必需品が壊れてしまったといえば、親も仕方がないと思ってお金を貸しやすくなります。

親が心配しているのは、お金を貸すことによって子供の中に甘えが出てしまうという点です。
その点、生活必需品が壊れてしまったといいう場合は、仕方がないと納得しやすくなります。
冷蔵庫やエアコンが無い生活を想像すれば、その不便さは容易に想像することができます。
自分の子供が、そのような生活を送っていると知ると、どうにかして助けたいと思うものです。

自動車が壊れた

自動車も生活をしていくなかで欠かせないという方も多いでしょう。
とくに地方に在住している方は、都会のように電車などの交通網が不便な方の場合、自動車は生活必需品のひとつです。
仕事にいくのに自動車が必要という方も多いでしょう。

このような方にとっては、自動車がなければ生活に支障が出てしまいます。
そのため、親にとっても自動車の故障などによって修理費が必要という理由は、十分に納得できる理由といえます。

家賃や公共料金を滞納してしまった

家賃や公共料金の滞納は、自分の責任です。
しかしだからといって親がお金を貸さなければ、最悪の場合は家を追い出されてしまいますし、電気や水道が止まってしまいます。
そうなっては生活ができませんので、とにかくそれらの料金を支払うということが何よりも先決になります。

親としてはお説教のひとつやふたつはしたくなるけど、とにかく料金を支払って生活を継続させていく方が大切になります。
納得はできないかもしれませんが、お金を貸すしか仕方がないと感じるはずです。

比較的多く使用されている理由とは?

冠婚葬祭が重なった

冠婚葬祭が重なったとき、親も同様に多くの冠婚葬祭に出席していることが考えられます。
そのため、それらにお金がかかるということは理解しているでしょう。
友人は年齢が近いことが多いでしょうから、結婚の時期が重なるというのもよくある話です。
このような理由は、親からしても納得しやすい理由であるため、比較的よく使用されている理由となっています。

財布を落としてしまった

財布を落としてしまった場合、手元にお金が無いということになります。
非常に緊急性の高い事態ともなりますので、とにかく当面の生活に必要なお金を手元に持っておく必要があります。
親としても、非常に心配になる場面です。
一刻も早く対応しなければいけない、その思いがあるので、親もお金をスムーズに貸してくれるはずです。

財布を落としてしまったというのは、ある意味不可抗力の部分もあります。
このように緊急性が高く止む無き場合には、とにかく先にお金を貸すとう選択も多くなるでしょう。

クレジットカードの支払いができない

クレジットカードとの付き合いは難しいものです。
人生経験が豊かな親も、この点はご存じでしょう。
ついつい買い物をし過ぎてしまったという経験は、多くの方がされています。
そのため、ある程度は仕方がないと納得できる部分があるといえます。

またクレジットカードの支払いができなければ、ブラックリストに載ってしまうのではないかという心配もあります。
そうならないためには、とにかく支払いを終わらせなければいけません。
この点も緊急性が高いので、とにかくお金を貸して支払いを終わらせることが最優先になりますので、親も仕方なく貸してくれるでしょう。

NGな理由とは?

逆に、親が納得できない理由も考えてみましょう。

  • ギャンブル費
  • 飲み代
  • デート代
  • 遊ぶお金

常識的に考えても、このようなお金を納得してスムーズに貸すことのできる人はいません。
親としても、基本的に遊ぶお金を貸すことはまずないでしょう。
まだ働いていない学生が、卒業旅行の費用を頼むことでギリギリ貸してもらえるかどうかといったところでしょう。

このような理由でお金が足りないと考えている方は、自分でなんとかしましょう。

お金を借りる理由は正直に説明しよう

お金を必要とする理由は人それぞれです。
これまで挙げてきた理由の他にも、様々な理由があるでしょう。
親だけでなく、身内や友人からお金を借りる場合は、これらの理由はポイントとなります。

しかし「どうしてもお金を借りたい」と思う気持ちが強いために、嘘の理由を説明するのは、望ましいことではありません。
自分では大丈夫と思っていても、嘘は意外なほど簡単にばれてしまうものです。
そして嘘がばれていまうと、お金を貸した方を怒らせたり悲しませたりしてしまいます。
その後の人間関係にも大きな悪影響を与えることにもなるでしょう。

嘘がばれてしまうのは、どうやって言い訳して借りたかを、借りた本人が忘れてしまうためです。
お金を借りられたことに安心したことで緊張感もなくなってしまい、その結果嘘がばれるということも多いでしょう。

「嘘はつかず、言い訳もせず、素直に頼む」

この点を十分考慮しておきましょう。

契約書・借用書は必要か?

親や親族、友人からお金を借りる際には、必ず契約書や借用書を作成するようにしましょう。
一番身近にいる方が、あなたを信頼してお金を貸してくれるわけですから、その信頼に答えるためにも口約束だけではなく、きちんと契約書・借用書で明確に「借金をしている」という認識をつけておくようにしましょう。

契約書・借用書は白いコピー用紙でも大学ノートでもなんでもかまいません。
重要なのはその中身で、以下の点を明記しておきましょう。

  • タイトルは「契約書・借用書」と書く
  • 作成日時
  • 貸してくれた方の氏名
  • 金額
  • いつまでに、いくら返済するのか
  • 金利、利息
  • どのように返済するのか(振込先など)
  • 借りた側の氏名、住所を記入して印鑑(シャチハタ以外)を押印

基本的に契約書・借用書は2部作成し、貸した側、借りた側がそれぞれ1通づつ保管します。

借入する金額によっては贈与税が発生することもあります。
これらの税金対象にならないためにも契約書や借用書は必ず作成するようにしましょう。

利息・金利はどうすればいいの

銀行や消費者金融からお金を借りると利息が発生します。
それでは身近な方からお金を借りた場合の利息や金利はどのようにすればいいのでしょう。

「借りた分のお金だけ返済すればいい」

このように考える方も多いかもしれません。
しかしはたしてそれでいいのでしょうか。
あなたを信頼して貸してくれた方に対しては、それなりの誠意を伝えるべきです。
貸し手側から利息などを請求することはないかもしれませんが、やはり少額でも多めに返済するのが誠意ではないでしょうか。
金銭的でなくても、返済し終わった後に食事をおごる、プレゼントを渡すなどの誠意を伝えることも大切でしょう。

貸した金額によっては贈与税が発生することもあります。
そのためにもある程度の金利を設定し、その点を契約書や借用書に明記するようにしましょう。
目安としては「年1.0%以上」程度であれば問題ないといえます。
貸し手側・借り手側双方に納得できる条件を設定しましょう。

親からの借入に贈与税がかからないようにするための注意点

親からお金を借りる場合に気を付けなければいけないのが、借りる金額や返済期間、利息などの条件です。

「親なのだから借りるだけかりればいいのでは」
「返済期間や利息をきめなければいけないの」

このように思われる方もおられるかもしれませんが、借りる金額によっては「借金ではなく贈与」と税務署に判断されてしまうこともあります。
その結果「贈与税」を支払う必要が生じてしまうのです。

贈与税がかかってしまう理由

「出世ばらいでいいよ」
「返済できるときに返済すればいいよ」

親からこのように言われることもあるかもしれません。
それどころか「返済しなくてもいいよ」と言われることもあるかもしれません。
しかしこれが贈与税がかかってしまう理由のひとつです。

「もらったのではく借りている」と判断できる条件がそろっていない場合、税務署に「実質はもらっている=贈与」と判断されてしまうのです。

贈与税がかからないようにする2つの対策法

贈与税がかからないようにするには「贈与ではなく借金である」ということを明記しておく必要があります。
そのためには次の2つの対策を行っておきましょう。

契約書・借用書を作成する

借金の内容を契約書や借用書などの書面で残しておきます。
以前に説明した内容で契約書・借用書を作成し、親と自分で双方1通ずつ保管しておきましょう。
金銭的なトラブルを回避するためにも、きちんと作成しておきましょう。

返済した証拠を残しておく

「実際に返済している実績」を残しておくために、返済は手渡しではなく口座振込で行うようにしましょう。
手渡しで返済を行うと、「契約書・借用書は形式だけで、実際は返済していないのではないか」と判断されることもあります。
借りたお金を返済する口座は、親が管理している口座、親名義の口座に振込を行うようにしましょう。

贈与税がかからない金額

贈与税が非課税になる範囲でお金を借りるという方法もあります。
親からお金を借りた場合でも「年間110万円以下」であれば贈与税はかかりません。
ちなみに20歳以上の方が親からお金をもらい「贈与」とみなされた場合、発生する贈与税は次の通りです。

・贈与税額=課税価格(贈与財産-110万円)×贈与税額-控除額

つまり年間110万円以下の贈与財産であれば贈与税は発生しないことになります。

親から下宿生などの子供への仕送りの場合、年間110万円を超えることもあります。
しかし相続税法第21の3の規定で、扶養義務者からもらう生活費や学費には贈与税がかからないとされています。
しかし以下の場合には贈与税が発生しますので注意しましょう。

  • 目的が学費や生活費以外である場合
  • 仕送りの金額が極端に多い場合
  • 数年分を一括で渡した場合

住宅購入資金を借りる場合

住宅を購入する場合、親がある程度支援をしてくれるというケースも多くあります。
高額の資金提供は贈与にあたりますが、住宅取得等資金の贈与税の非課税」制度を利用することで一定額の税額控除を受けることができます。
通常は110万円を超えると贈与税がかかりますが、家を買うために親から贈与を受けた場合は特例で非課税枠を設けられる制度です

この特例の対象となるのは次の条件を満たす受贈者です。

  • 贈与を受けたときに贈与者の直系尊属であること(注意1)
  • 贈与を受けた年の1月1日に「20歳以上」
  • 贈与を受けた年分の所得税に係る合計所得金額が2,000万円以下
  • 直近5年間の贈与税の申告で「住宅取得等資金の非課税」の適用を受けたことがない
  • 自分の配偶者や親族など一定関係にある人から住宅用の家屋を取得したものではない、またはこれらの人物との請負契約等によって新築や増改築等をしたものではない
  • 贈与を受けた年の翌月3月15日までに、住宅取得等資金の全額を充てて住宅用の家屋の新築等を行う
  • 贈与を受けた年の翌月3月15日までに、住宅取得等資金の全額を充てて住宅用の家屋の新築等を行う(注意2)
  • 贈与を受けたとき、日本国内に住所がある(注意3)
  • 贈与の翌年3月15日までにその家屋に居住すること、または「同日後遅延なくその家屋に居住することが確実」と見込まれること

注意1:配偶者の父母・祖父母は直系尊属には該当しないが、養子縁組をしている場合は直系尊属に該当する。

注意2:受贈者が住宅用の家屋を所有する(共有持分を有する場合も含まれる)ことにならない場合は特例の適用不可

注意3:平成29年4月1日以後に住宅取得資金の贈与を受けた場合は、受贈者が一時居住者で、贈与者が一時居住贈与者(または非居住贈与者)である場合を除く

不明な点は税務署などに相談するようにしましょう。

まとめ

親、身内、有人などからお金を借りることができた場合、その信頼を裏切らないように努めることが大切です。
大切なお金を貸してくれるほど信頼関係が構築されていたわけです。
逆にいえば、その信頼関係を裏切らないようにすることがあなたの務めなのです。

  • 契約書や借用書を作成し、返済期日などを明記する。
  • 返済期日は確実に守る
  • できるだけ早く返済する
  • 返済し終わった後は、感謝の気持ちを伝える

お金の問題は非常にデリケートです。
万が一約束を守れないことがあると、深刻な人間関係の悪化を招くこともあります。
あなたを信頼してお金を貸してくれた方の気持ちを大切にしていきましょう。

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ワカタン

ワカタン

大学卒業後、大阪の某地方銀行に入行。支店勤務で融資担当者として、窓口受付、稟議作成、事務処理などを勤める。数店舗勤務後、入社後5年で本店個人ローンセンター勤務、商品開発担当の職を勤める。約3年後主任に昇格後、本店融資管理部に配属、債権回収などの事務処理、および同行の金融検査対応などの業務を勤める。現在は約15年勤務した地方銀行を退社し、大阪府下の会社勤務の傍ら、執筆業を営む。

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